FXでEAを始めるブログ

トルコリラ下落などによる損失を期に裁量トレードからEAに乗り換えることにしました。 今後EA実行に向けて状況等を書いていこうと思います。

2013年07月

さて、前回大変だったのが新しく施工する根太の高さ調整でした。

相当古い家なので、既存の床には凹凸や傾きがあります。

全体的に緩やかに2cm程度傾いて(沈んで)いるのは補正しきれないので仕方ないですが、
床の波打ちは各箇所で調整しなければならず、調整箇所は根太間隔を狭めたこともあって
4.5畳の狭い部屋なのに全部で約120箇所ほどになります。

前回は高さが合うように調整用の板を何枚か挟んでみたりして試していったのですが、これが
結構な手間でした。途中で材料が足りなくなり都度買いに行ったりして面倒でした。
(板を余分に買っておけば余計な出費になりますし・・・)


今回ですが、

糸を張って120箇所全ての調整に必要な高さを予め求めて、その分の板を準備するってのも
結構な手間になることが予想されます。

そこで板を挟む方法の他に何か良い方法はないものか、久しぶりに頭を使ってみました。(^^;


で思い付いたのが、ネジで高さ調整する方法です。

上からドライバでネジを回して高さ調整するのが一番楽だと思ったのですが、その思惑に合う
材料を見付けられなかったので、下の様な【つめ付ナット】と、サラネジを使うことにします。
イメージ 2

イメージ 4

サラネジだけだと床に接する面積が小さくて荷重で床板が部分的に沈む可能性があるので、
サラネジには台を付けます。



これを使うと金具とネジと台用の板の関係で、高さ調整範囲は

最低 2mm + 台の板厚 ~ 最高 (ネジ長さ-3mm)+台の板厚

までの調整が可能になります。(↑-3mm はナットにネジを入れる最低量。多い方が良い。)



20mmのネジで台の板厚が2mmだと

およそ 4mm~19mm の範囲で高さ調整が可能になります。


尚、台にする材料は圧縮に強い必要がありますが、普通の木材だと弱いので代わりを探していたら、
意外(?)にMDFが圧縮に対して強かったし比較的安価なので、MDFを台に用いることにしました。
元々圧縮して製造されているので圧縮には強いのかもしれませんね?

ヅチで殴ってみましたが、MDFはほとんど凹みません。(檜、合板、その他不明と比較)
他に無かったら1円玉を使おうか悩みましたが、使わずにすみました。(^^;
イメージ 1


と言う訳で120箇所分を大量生産(ネジとMDFを接着)しました。(笑)
イメージ 3

ネジとMDFは瞬間接着剤で付けましたが、これだけだとネジが剥がれたら回りそうなので、
木工用ボンドを多めにネジの周りに塗ってネジロック的な感じにしています。
(試してみましたが、木工用ボンドだけでも接着強度はありました。)


気になる材料代は、

・つめ付ナット(M5)が10個入り120円、単価12円
・M5 x 20 サラネジ 35個入りが220円、 単価6.3円
・台のMDF(端材使用) 3x3cm程で1円程度(※箇所により異なる)


調整箇所の部品代は1箇所20円程になり、120箇所分で2400円弱になりました。


[次回に続くと思います。] 最近文章が多い・・・

前回の3畳のフローリングの時は悪い癖で適当にやってしまったので、今回は反省を踏まえて
ちょっと事前に考えてから取り掛かることにします。


一番の問題はフローリング材の種類と、根太に直接施工する場合の根太間隔です。

12mmの捨て張り専用材を30cm程度の間隔の根太に直張りするのは無理がありました。


根太張り用のフローリング材は15mm~みたいですので、15mmフローリング材を303mm
根太に施工した場合のたわみ量に対して、12mmフローリング材を根太に施工した場合のわたみ
量が同等以下になるような根太の間隔を求めます。

(今回購入済の材料の詳細データがないので板厚のみの比較で考えます。)



調べて分かったこと。(・・・多分)

・たわみ量は、板厚の3乗に反比例する。

・たわみ量は、根太間隔(距離L)の3乗に比例する。



板厚と間隔の両者共に3乗で効いて、それぞれが相反関係なので、

てことは、12mm厚を使って15mm厚の場合のたわみ量以下にするには、根太の間隔を
12÷15 の値である 0.8以下にすれば良いということですね。(…?)


なので根太間隔は、303mm x 0.8 = 242.4mm 以下にする必要があります。


ですので、少し狭めの200mmにします。尚、部屋は四方が2620mmなので、
※(2620-35) / 200 = 12.925 となり、1箇所のみ 200 x 0.925 の 185mmになります。
    ↑35 は根太用角材の幅


因みに、一般的に言われている?直張りの場合は(303mmの)半分の150mmにするらしいですが、
上記の結果だと150mmまで狭めなくても大丈夫みたいですね。

というか、150mmだと材料費と手間が大幅にアップするので200mmの裏付けとして計算
してみました。



【後日、作業の準備編に続く】予定

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