今はカメラを2台搭載できる普通のプレートを使っていますが、それぞれのカメラの垂直方向の角度が僅かにズレているので、2台で撮影する時はカメラとプレートとの間に紙などを挟んで角度を微調整しなければなりません。
望遠にすると微妙なズレも拡大されてしまうので、垂直方向のセンターを合わせるのがいつも結構面倒です。
今回はこれを改善するため、カメラをプレートに固定した後からでもカメラ毎の垂直方向の角度のズレを微調整(補正)できるプレートを作ってみました。
尚、カメラを2台搭載して調整できる雲台は当然ありますが、【結構な値段】なので自作しました。
■設計図
手書きですがまともに書きました (^^;
手書きですがまともに書きました (^^;
仕組みは片方の台の下にネジを付け、それを回して台の高さを微調整させるというものです。
(写真で言うと左側の高さを調整)
(写真で言うと左側の高さを調整)
■製作手順
アルミで製作します。欲しい板厚は6mmですが、普通のホームセンターには6mmアルミ板などないので2mmのアルミ板を重ねて6mmにします。(エポキシで接着し、念のためネジでも固定します。)
アルミで製作します。欲しい板厚は6mmですが、普通のホームセンターには6mmアルミ板などないので2mmのアルミ板を重ねて6mmにします。(エポキシで接着し、念のためネジでも固定します。)
尚、カメラとプレートの取付ネジも寸法が通常の物とは違うので、一部を除いて自作です。
(既製品から型を取って、ステンレスのボルトにエポキシを流し込んで製作。)
(既製品から型を取って、ステンレスのボルトにエポキシを流し込んで製作。)
■完成品 (設計をミスって一部設計図とは違っていますが・・・)
■使い方
カメラを2台付けて(前から見て右のビデオの下の)茶色のネジを回すとビデオの台の垂直方向の角度を微調整して2台のカメラのズレを補正することが出来ます。
カメラを2台付けて(前から見て右のビデオの下の)茶色のネジを回すとビデオの台の垂直方向の角度を微調整して2台のカメラのズレを補正することが出来ます。
春頃から活用できそうです。(昨年末から作りはじめてやっと出来ました。)
・・・
費用は2mmのアルミ板が大部分を占めますが価格を忘れました。(^^; 多分千円位でした。
残りはネジとエポキシが2~3百円、蝶番が200円、ゴムが100円位なので合計しても千数百円です。
残りはネジとエポキシが2~3百円、蝶番が200円、ゴムが100円位なので合計しても千数百円です。