FXでEAを始めるブログ

トルコリラ下落などによる損失を期に裁量トレードからEAに乗り換えることにしました。 今後EA実行に向けて状況等を書いていこうと思います。

2015年02月

今はカメラを2台搭載できる普通のプレートを使っていますが、それぞれのカメラの垂直方向の角度が僅かにズレているので、2台で撮影する時はカメラとプレートとの間に紙などを挟んで角度を微調整しなければなりません。

望遠にすると微妙なズレも拡大されてしまうので、垂直方向のセンターを合わせるのがいつも結構面倒です。

今回はこれを改善するため、カメラをプレートに固定した後からでもカメラ毎の垂直方向の角度のズレを微調整(補正)できるプレートを作ってみました。


尚、カメラを2台搭載して調整できる雲台は当然ありますが、【結構な値段】なので自作しました。


■設計図 
イメージ 1

手書きですがまともに書きました (^^;

仕組みは片方の台の下にネジを付け、それを回して台の高さを微調整させるというものです。
(写真で言うと左側の高さを調整)
イメージ 2



■製作手順
 
アルミで製作します。欲しい板厚は6mmですが、普通のホームセンターには6mmアルミ板などないので2mmのアルミ板を重ねて6mmにします。(エポキシで接着し、念のためネジでも固定します。)

尚、カメラとプレートの取付ネジも寸法が通常の物とは違うので、一部を除いて自作です。
(既製品から型を取って、ステンレスのボルトにエポキシを流し込んで製作。)


■完成品 (設計をミスって一部設計図とは違っていますが・・・)
イメージ 3

イメージ 4



■使い方
イメージ 5

カメラを2台付けて(前から見て右のビデオの下の)茶色のネジを回すとビデオの台の垂直方向の角度を微調整して2台のカメラのズレを補正することが出来ます。


春頃から活用できそうです。(昨年末から作りはじめてやっと出来ました。)


・・・


費用は2mmのアルミ板が大部分を占めますが価格を忘れました。(^^; 多分千円位でした。
残りはネジとエポキシが2~3百円、蝶番が200円、ゴムが100円位なので合計しても千数百円です。

今回のエッジレス構想は、使えそうなエッジが入手できないために仕方なく考え出した結果でしたが、想像していたよりは厄介でした。(^^; 
素人が適当に考えて簡単に実現出来る程甘くないのは、まあ当然です。。。



取り敢えず物の外観はおいといて、480円スピーカーを改造して作ったアルミコーン&エッジレススピーカーの試作品です。
イメージ 1


結論から先に言うと、想像していたよりはまともな音が出ました。

480円オリジナルSPの音と比べると、音がクリアになった感じです。しかし厚みはなくなりました。良く言えばタイトでスマートな音ですが、悪く言えば味気ない(歪みが減って余計な音が聴こえないからそう感じるのかもしれないですが?)です。

自分の評価力にいまひとつ自信がないですが、『悪い音』ではないと思います。(^^;



まだ未解決な問題は、80~100Hz辺りの正弦波を再生させて音量を上げると濁った音が付加される点です。
どこかがビビっているのですが原因不明です。振動板が分割振動しているとしたら厄介です。

課題なのは非直線性と弾性を排除するつもりで作ったエッジレスでしたが、フレームと振動板の間に柔らかい材質を用いないと駄目なことが分かり、結局摩擦抵抗が増えてエッジの弾性と同じようにコーンの動きを阻害してしまうことになる点です。

まあしかし試作の方向性は間違っていなかったようなので、また同じ物をもう一つ作ってペアにしようかと思います。

・・・もう一度同じ特性の物を作れるかどうか自信がないけど。(爆)



【試作して分かった問題点】

問題点1:エッジレスの場合フレームと振動板がこすれるため、この擦れ音が振動板に伝わって異音となる。
   ↓
  振動板側にできるだけ音を伝えない柔らかい材質の物を取り付ける必要がある。
  これにより、問題点2として振動板重量が増加する。

  問題点3:フレームと、振動板に貼り付けた上記の素材との隙間をなくすためにある程度締め付けが必要となり、このためフレームとの摩擦抵抗が増加して振動板のレスポンスの悪化や振動時の応力による歪み増に繋がる。


問題点4、振動板周辺とフレームとの摩擦抵抗が円周上均一でないと振動板にかかる力の不均一性によって異常振動が発生したり振動板の分割振動等による歪みが増加すると思われる。
   ↓
  2点支持などとして振動方向の直線性を改善すればある程度対策できると思われるが構造が複雑になる。
 (ケンウッドの場合はダンパーを2層として改善している模様。)



【上記の解決策】

問題点1の対策:柔らかい素材の防音テープを採用した。(実際は真ん中でカットして突起部を1山とする)
イメージ 2

問題点2の対策:ブーストマグネット(ダブルマグネット)による磁気回路の強化(問題点3にも効果あり)
問題点3の対策:振動板の外周の強度強化が必要。更に軽量化等。(現状未対策)
問題点4の対策:2点支持とすると摩擦も増えるので重量バランスの補正や振動板外周の歪みの補正を試みる。



【製作過程】

1、アルミ振動板に防音テープを貼り付ける。(下記4の写真参照)
2、振動板と接するフレーム部分の製作。
  摩擦抵抗の少ない両面テープの保護紙などの回りにシリコーンを塗ってフレームの骨組み(内周部分)を作る。(塗装缶の蓋を型に使用。)
イメージ 3

3、シリコーンの固定とSP本体と固定するためのフレームをエポキシを流し込んで製作。(型は100均のメラミン食器。離型剤を塗る。)
(エポキシに黒の着色剤を使用して黒にする。)
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エポキシとシリコーンの境が製作上の都合で波状ですが、後で塗装等で補修します。^^;

4、振動板をボイスコイルに接着する。
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5、3で作ったフレームをSP本体に仮止めし、正弦波再生等で正常なことを確認した後に固定。(完成品は最初の写真参照)


しかし良く考えたら普通のエッジを付けた場合の音を聴いてなくていきなりエッジレスにしてしまったんですよね。

普通のエッジを付けて音がこれより良かったら何してるんだかって話ですね。。。(今更~)



PS:このアルミコーンと前回改造した平面スピーカーを比べてみると、平面スピーカーの方は周波数にクセがあってサックスの音が引っ込んで聴こえることが分かり、いい気でいたのですが没にすることにします。(ワラ)
アルミコーンでは弱いビブラート部分も明瞭に聴こえるようになりました。

今回試作したもの
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振動板の改造で重くなるので磁気回路を強力にするため、ダブルマグネットを試してみました。
追加するマグネットは分解したFE-83のを使用します。(マグネットのみは通販でも安く入手できるみたいです。)
このやり方は防磁の効果もあるようですね。実際外側フレームの磁力が弱まりました。

現状
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ダブル化
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【磁力の変化】

現状
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ダブル化後 (より遠くから同じ力でクリップが引き込まれるようになりました。)
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定量的な値は分かりませんが、感覚的に磁力が強くなっていることを確認出来ました。

気を付ける点は反発する面をお尻に付けることです。
引き合う面同士を素直に付けてしまうと逆に磁力が弱まります。


FE-83の本体からマグネットを外す方法は、コンロで数分熱してボンドを溶かし↓の中央部分を押さえてまず下部のヨークを外します。その後本体からマグネットを外します。
十分に熱しても溶けたボンドの粘着力と磁力でくっ付いているので、取り外す際は少し力が必要です。
(熱する時は換気も十分に)
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尚、トリプルも試してみましたがダブルとあまり変わない感じで意味無かったです。(^^;

イメージ 8

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