FXでEAを始めるブログ

トルコリラ下落などによる損失を期に裁量トレードからEAに乗り換えることにしました。 今後EA実行に向けて状況等を書いていこうと思います。

2015年07月

次の製作があるので気持ち急ぎで完成させました。
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裏板がずれていることに写真で気付く。。。(^^;
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プレートの色は趣味が悪いんじゃないかと思ったけど今回もゴールドを使ってみました。
土台はモルタルの黒塗装です。ちなみに土台の型はインスタント焼きそばの容器です。


特性 (50Hz以下は外部ノイズによる盛り上がり)

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特性から見て75Hz位が共鳴周波数みたいで設計目標の55Hzと相違し、管長としては約40cmの差になりますが、原因不明です。(先端に詰めた吸音材の問題ではなかったようです。)
今回管自体が細過ぎて先細りなので空気抵抗が増えたせいで計算と合わなくなったのかなと思ったりしますが・・・?
管の長さは音道のセンターの長さで計算していますが、この方法が違っていたとしても数cmの差にしかならないので合わない主原因ではありません。

・・・

今回吸音材としてニードルフェルトの使用を止め、100均で手芸などに使うフェルトとキルト素材を使ってみました。
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フェルトはコーナー部周辺とSP背面全体に貼り、キルト材は出口までの音道を囲う感じで入れました。
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ホーンぽい感じはこの吸音対策で改善しましたが、他のスピーカーと聴き比べるとやはりホーンぽい感じが残っていますが100均素材でも効果はあります。

聴いた感想ですが、細部の音の再現性が良く小口径のSPにありがちなうるささはなくてすっきりした抜けの良い音です。
口径の大きなスピーカーには及びませんが、TQWTの効果で3.5cmスピーカーとこの形状の箱から出ているとは思えない低域の量感があります。廉価版のユニットも使い方次第で化けます。w

高域はツィーターにブーストマグネットを追加した効果できめ細かい音に変化した気がします。
試しに作ってみて良ければサブにするつもりでしたが、メインでもいけます。



■使用した材料と費用(片ch分)※(費用は部材購入費x使用率の実質使用分とする)

・メインスピーカー 3.5cmフルレンジをアルミコーンに改造したものx2 @400x2(デジット)
・改造用のアルミ材(ビール缶の底) 廃材
・ツィーター 松下 T6PH08G6 @300(デジット) ※秋葉原だと@150
・エンクロージャーの板 1810x65x12 端材 @30x2
・音道の折り返し部と土台のモルタル 余り物
・折り返し部のスチロール型代 @25
・プレート用鋼板 @76
・端子 @80(デジット)
・コード 1m 余り物
・フィルムコンデンサ 1uF @60(デジット)
・音道の仕切り用MDF @35
・開口のR部用のバルサ材 @32
・ツィーターに追加したブーストマグネット @30
・裏板と端子用のネジ @55
・前面プレート用のネジ @54
・フェルトとキルト芯 @12
・裏板取付用のウォールプラグ @77
・水性ニス @150
・プレートのゴールドと土台の黒塗料は余り物のラッカー塗料(多分100円位)

1台分合計 1,946円 (ペアで3,892円)  ちょっと高いような・・・


アルミコーンファミリー (^^;  ギターの音がいいです。
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SP取付プレートは2.3mm鋼板で製作
ホールソーとかないのでちまちま小さな丸穴を開けて削って円にするという根気の作業です。
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最初ガタガタでしたが、少しずつ上達はしている感じ。。。

SPはエポキシで接着しました。
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音道折り返しのコーナー部兼重りのモルタル、隙間はシリコーンで埋める。
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開口部(薄いバルサ材を曲げてRを付ける)
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全体。左は音道の仕切り板取付前。(尚仕切りの板は5.5mmのMDFにしました。)
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SP(プレート)を取り付け。ネットワーク部品は外の端子に付けて検討(取替)可能にしています。
裏板も吸音材の検討が必要なので取り外し可能(ネジ止め)にしました。

事前検討ではツィーターのレベルを落としていましたが、箱に入れると高域が足りなく感じます。
今は1uFのみでツィーターに接続。
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音は思いの他まともです。低域はこのサイズからは通常考えられないレベルが出ています。
アルミコーンに改造したので細部の再現力もあり、中域も厚くしっかりしています。
(50Hz以下は外部ノイズで上昇。アルミの鳴きは[自分の]可聴帯域外の15KHz以上に出ている。)
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ただ少しホーンぽい響きが感じられるのと、共鳴周波数が設計より高めに出ています。
目標は55Hzでしたが実測では75Hz辺りになり、計算すると40cmも共鳴管長が短くなっていることになります。
原因としはニードルフェルトは密度が高いので狭い共鳴管の先端部に置くと音道を塞いでしまう感じになって実質短くなってしまうのではないかと考えられますので、ミクロンウールなどの密度の低い物に変更して確認してみます。


という訳で、そこそこまともな音が出たので2本目の製作と1本目の仕上げ塗装もすることにしました。
水性ニスを1回塗ったところ。あと2~3回は塗らないと綺麗にはなりません。
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最終形になったらまた更新予定です。

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